『反応と怨恨』-プログラムⅠ(NO.32)-

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反応と怨恨 

怨恨を捨てようとしてはいけない。怨恨を捨てようとかゆるそうとしてもうまくいかない。

 

怨恨はまがいものの自己意識を強化してエゴを温存する以外何の役にも立たないと気づいたとき、自然にゆるすことができる。

 

真実を見抜けば解放される。

 

「敵をゆるせ」というイエスの教えは、人類の心に存在するエゴイスティックな構造の一つを解体しなさい、ということだ。

 

 

引用元:ニュー・アース 『第三章エゴを乗り越えるために理解すべきこと-反応と怨恨』より

※書籍のご一読を推奨します。

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いつも何かに拒否反応を示そうと待ち構え、すぐに苛立ったりむかついたりする人たちは多い。

その人たちはすぐに拒否反応の対象を見つける。

「なんてことだ、頭にくる」「よくも、あんたはこんなことを……」「ただじゃおかないからな」と言い出す。

男性にはよくあることかもしれませんが、うちの父は食べ方が汚いし行儀が悪いんですね。

 

彼の食事をしている姿を見ているだけで、エゴがのたうちまわる時期がしばらくありました。

 

見るとイライラして不快感がでてくるので、時には視線を彼に合わせないようにしてみたりしたことも。

 

”どうしてこんなにイライラするんだろう”って頭で考えても理解できなかったですね。

 

というか、頭で考えて納得したつもりになってもイライラは解消されませんでした。

 

まあ、エゴですからね。

 

そこで、わたしがやったことと言いますと・・・

 

まずはしっかりと父の行儀の悪さを視界に入れて

 

イライラしたときの感情はどこにあってどんな感じがするのかを観察します。

 

私の場合、そのイライラはギザギザでトゲトゲの刺さるようなエネルギーでみぞおち付近に広がっていました。

 

それらのエネルギーがどこにどうあるかがわかったら、NO.29でご紹介したエネルギーワークで解放していく、ということを繰り返していました。

 

しつこいエネルギーでしたので、なんどもなんどもやったように思います。その都度ですね。

 

もちろん、部屋で一人でですけれど(笑)

 

こんなふうにエネルギーの解放を行うことで、元となっていた観念(コアビリーフ)が顕在意識レベルで”わかった!”ということもありますし

 

わからないまま、気が付いたら気にならなくなっていた、ということもあります。

 

このイライラの件については、気づいたらどうでもよくなっていたっていうパターンです。

 

以上のことでお伝えしたかったのは、頭で考えても(エゴなので)分からい事のほうがほとんどだということです。

 

根が深いほどマインドではわかりませんし、マインドを使うとジャッジメントや評価の物差しで自分を卑下したり罰したり、”~べき、ねばならない”がでてきたりとエゴにからめとられます。

 

ですので、エネルギーを感じて(どこに、どういう形で、またはどんな感じがするか)解放することを習慣にすると、解放が早いのでお試しください!ということでした。

 

エゴの観察は、その思考からどんなエネルギーがでているのか、を感じる手段です。

 

ではでは、ALOHA!