『なくなった指輪』-プログラムⅠ(NO.17)-

テキスト

なくなった指輪 

「頭から抜け出したときに、初めてそれを感じられるんです。それは感じるしかない。考えたってわかりません。エゴはそれを知らない。だってエゴは思考でできていますからね。

その指輪は実は思考としてあなたの頭のなかにあり、それをあなたは自分と混同していたんですよ。あなたは自分あるいはその一部が指輪のなかにあると考えていた。

エゴが求め執着するのは、エゴが感じることができない『大いなる存在』の代用品です。

モノを評価して大切にするのはいいが、それに執着を感じたら、それはエゴだと気づかなくてはいけません。

引用元:ニュー・アース 意識が変わる世界が変わる [ エックハルト・トール ] 『第二章エゴという間違った自己のメカニズムーなくなった指輪』より

※書籍のご一読を推奨します。

テキスト音声 1:04

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MEMO動画 6:23

Navigator’s Comment

偏った、あるいは未熟なスピリチュアルにありがちなのは物事を善悪の価値判断ではかること。

実ははるか昔のわたしがそうでした。スピリチュアルを学び始めたころのあるあるです。

これは、スピリチュアルに限らず、ある知識をインプットすると、それを尺度として世界をジャッジメントしてしまう、というエゴの構造に起因します。

ジャッジメントしているその思考自体がエゴである、と気づいていることがエゴの克服が始まり。

そして、世界(外側の環境や人間関係)にしているジャッジメントは自分自身にしていることでもあります。

ジャッジメントすればするほど、自分自身を裁いているわけですね。

あ、他人(自分)や世界を裁いてしまってる!と気づいたら、微笑んでそんな自分を許してあげてください。

本当の許しとは、自分の中に沸き起こるものを受け入れ、解放してあげることなのだと思います。

ではでは、ALOHA!