『形ではないもの』-プログラムⅠ(NO.157)-

テキスト

形ではないもの 

相対的な真実と絶対的な真実の例として、日の出と日没を考えてみよう。

 

朝に太陽が昇り、夕方に太陽が沈むというのは真実だが、それは相対的な真実でしかない。絶対的な意味では間違っている。

 

地上あるいは地表に近い場所で観察する者の限られた視点では、太陽は昇ったり沈んだりする。

 

だが宇宙に出て眺めれば、太陽は昇りも沈みもせずに輝き続けているだろう。

 

引用元:ニュー・アース 『第十章 ー新しい地』より

※書籍のご一読を推奨します。

テキスト音声 1:13

テキスト音声は限定公開にしていますので、リンクの共有はお控えください。よろしくお願いします!

MEMO動画 4:51

Navigator’s Comment

いよいよ最終章となりました。最後までよろしくお願いいたします。

 

さて、本編では思考は全体を断片化して捉えると説明しています。

 

思考が全体を断片化するのはエゴの機能的側面ですが、その機能がもたらす弊害はこれまでの章で皆さんももうお分かりですよね。

 

「あなたの」生命(人生)などというものはない。

 

と本編は括られていますが、この章まで進まれた皆様ならもうなんとなくでも、ニュアンスだけでも

 

著者の意図することがお分かりになるのではないでしょうか。

 

ではでは、ALOHA!