私たちはエイブラハムと呼ばれており、”見えない(非物質)” 次元から話しかけています。
もちろん、あなたも ”見えない” 次元からきていて、私たちとあまり違いません。あなたが住む世界は”見えない” 世界を投影したところから現れました。
あなたも物質世界もともに ”ソースエネルギー” の延長なのです。
P42からの引用です。
エイブラハムがいうこの”ソースエネルギー”ということばは、宇宙の根源神、神、いちなるもの、ハイヤーセルフ、など文献によって、人によって、様々なことばで表現されています。
ソースは訳すと「源(みなもと)」ですから、宇宙を創造している存在、と解釈するとわかりやすいかと思います。日本でも分霊(わけみたま)という表現がありますね。
わたしたちはそもそもソースエネルギーの一部が物質界である三次元地球を体験するために波動を下げて肉体に宿る存在。
この三次元の現象界を体験するために宿った肉体には”エゴ”という機能があり、その機能があるおかげで物質次元での”個(小我)”を通じて様々なドラマを体験することができます。
ただ、やっかいなことにこのエゴは大きな機能不全を抱えています。(宇宙存在によるDNA操作といわれる説もありますが)
無価値観と罪悪感。
本来ソースエネルギーであるはずの、神の分霊であるはずのわたしたちは波動が高く、何も欠けることのない存在ですが、肉体に入ることにより、無価値観と罪悪感という低い周波数を使い人間ドラマにどっぷりと浸っていました。
比較、嫉妬、だれかに認めてほしい、努力・根性、わたしなんて、差別、恥、優越感などなど、枚挙にいとまがありません。いずれにせよ、「自分は何か欠けている」という、エゴが引き起こす機能不全によって、その欠けている感覚を補償するための行動を通じて”ほんとうの自分”を犠牲にした生き方を体験してきました。
でもね、分離のエネルギーから統合のエネルギーへシフトしているいま、ほんとうの自分を思い出そうと目醒めだしてきた、あるいは目を醒まそうとしている人達がたくさんでてきています。(この記事をみているあなたもきっとそうなのでしょう)
わたしたちはソースエネルギーの延長、つまり神の分霊である、ことを知る。
眠りから目醒めることを選択するのなら、このことはしっかりと腑に落としていきたいものです。「汝自身を知れ、汝自身で在れ」の”汝自身を知れ”とは、まさにこのことをさすのでしょう。