心臓が願いを電磁波に変える


中略


その事実とは 心臓が直径およそ二・五メートルの巨大なエネルギーフィールドに囲まれているということです！


想像してみてください。心臓が、脳よりもはるかに大きなエネルギーフィールドを生み出している！


従来の科学では、インパルス（電気信号）が流れる脳にもっとも大きな「発信」機能があると信じられてきました。そしていま、それよりも大きなエネルギーフィールドが発見されたのです。


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そして、これまで発見されたのは、心臓から生み出された電磁場は臓器に情報を伝達しているという驚くべき事実です。


実験では、心臓と脳につながりがあること、心臓が脳に信号を送るタイミング、その際に発生するホルモン、エンドルフィン、その他の化学物質の種類までが明らかになりました。


脳はひとりで働いているのではありません。心臓からの信号を受け取りそれに従い活動しているのです。 つまり、すべての情報を割り振っているのが、心臓なのです！


では、どのような方法で脳と臓器に情報を送っているのでしょうか？ さらなる実験によって、すべての情報は心の動きによって転送されることが確認されました。


私たちの感情にはあらゆる情報が含まれており、心臓はそうした情報を通して、脳と臓器に対して、そのつど、体に必要なものを知らせています。


それだけではありません。一連の実験結果から、心臓から発せられる電磁場は感情によって築かれるだけではなく、別の大きな力に働きかけることもわかっています。


その力とは、人生を方向づける、心の奥深い部分に潜む、私たちの信念です！


感情や信念は、心臓から放たれたエネルギーの情報として、脳や臓器に伝えられるだけでなく、外の世界へも力強く発信されます。 それは、「心からの願い」「心のこもった言葉」といった言い回しにもみられるように昔からよく知られていたことです。


心臓は、信念と感情を電磁波に変える働きをしているのです。



 この電磁波は体内だけではなく、外の世界にも広がり、自分をとりまくすべての物事に働きかけます。心臓は信念や感情をすべて、他の言語ー暗号化された振動と波の言語ーに翻訳し発信しています。


私たちの信念は、心臓が放つ電磁波を通じ物質的な世界と影響し合うのです。 放たれたエネルギーがどれほど大きいかハートマス研究所の実験結果が示しています。


✽心臓の電気的活動（心電図）は、脳から生じる電気的活動（脳波）よりも最高で60倍強くなる。


✽心臓から発生する磁場にいたっては、脳の磁場より最高で五千倍強くなる。


つまり、脳よりも心臓から発せられるエネルギーのほうがはるかに大きいということなのです。 それを知ることが、どうしてそんなに大切なのでしょうか？とても簡単なことです。


一生懸命努力してすぐれた知識と精いっぱいの良心に従いビジョンを描いてみたところで実現しない願いがあるのに対し簡単にかなってしまう願いがあるのはどうしてかがこのことから理解できるからです。



✽願いの実現をこころからは納得していない状態で、お願い言葉を唱えイメージしている場合、電磁波は脳からしか発信されていません。


それに対し、感情の中心である心臓からは、真の信念である、疑い、不安のエネルギーが五千倍もの強さで放たれています。その結果は明白です。人生には、私たちが心の底から信じていることしか起こりません。


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信じていることは実現します。信じる気持ちは、心臓から放たれる強力なエネルギーと結びついているからです。


✽心臓は、どのホルモン、エンドルフィン、その他の化学物質を体内に発生させるべきか、脳に信号をおくります。


✽心臓は、体内でもっとも強力な発信機です。私たちは、生み出された強力なエネルギーを自由に使うことができます。


✽心臓から発せられる電磁波は、感情や信念によって生み出されます。この波がポジティブであるかネガティブであるかに関係なく、世の中に力強く放射されます。


✽心臓は、内と外の世界の橋渡しをしています。私たちの信念を、ほかの言語、すなわちコード化された波の暗号に置き換え、強力なエネルギーとともに放ちます。


✽それは、私たちの信念が放たれ、共鳴の法則に従い、同じような波動を持つエネルギーを探すということです。


✽同じものは引きつけ合います。自分のエネルギーに共鳴するものはすべて実現します。簡単にいうと、自分の信念が現実になるということです。


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自分の今いる環境では、心の底から信じていることしか実現されません。とくに、自分自身の何を信じているのか、ということがとても重要です。


自分に対する考えが、自らの体験を決定します。全てのエネルギーと影響力は自分の内側から生じ、外からくるものではないと理解した時に望んでいるエネルギーと影響力を手に入れることができる、ということでもあります。


つまり、現実の世界には、つねに自分の意識が反映されているのです。


宇宙に上手にお願いする「共鳴の法則」 (Successful Wishing)
ピエール・フランク著　p26～33より引用